ご 挨 拶

 皆様、大変ご無沙汰申し上げました。
 「早く新施設を」との思いを積み重ねてくださった皆様に、1年以上もの梨の礫で、「一体、どうなっているのだろう?」としびれを切らされていることと存じます。
 まさにその通りで、昨年5月の絵画展以降、お知らせできる進展事項も無く、私どもにとっても忍の一字の、とても苦しいときを過ごして参りました。今回も何かこれ!っというものがあったわけではございませんが、少しずつ上向きの気配を感じることができていますので、現状を報告させていただきます。
 現在お知らせできる状況は、以下の様です。

① 借用できる400坪の土地が決まりました。葛飾区水元2丁目で、現在地よりバス停で2つ分先になります。(通学等には少し不便になります)
② 6月には、永春会が東京都に2020年度の施設整備補助金の申請をいたしました。
基本設計も出来上がりました。2階建ての2階部分を聴覚障害児施設が使います。1階には、相談支援事業所と生活介護事業所が入る予定です。

 施設整備補助金が交付されるかどうかの内示は2020年7月の予定です。補助金がいただけないと、永春会も丸々自費による建設はできませんので、7月に内示があるまでは、胃の痛い日が続きます。
 その様な状況下にもかかわらず、この間、「新しい施設」を応援してくださる方々は、同じ思いの仲間を増やすことに力を貸してくださいました。
 中心になってくださっているのが、10年前当時はUBS証券㈱に、現在は、ウエルズファーゴ証券㈱日本の社長をされているレイモンド・ウォング(黄田立文)様です。企業の首長の発想で、ぐんぐんと引っ張ってくださいました。
 そのいきさつや展開を柱にしながら、新施設『アレーズ秋桜』への期待を綴った「聴覚障害児の会だより第6号」を構成し発行しましたので、お届けさせていただきます。
 新しい施設『アレーズ秋桜』は、聴覚障害児の学業・就労・生活の拠点となりつつ、地域の皆さんにも受け入れられる優しいコミュニティを作る使命を担っています。
 7月に施設整備補助金の交付が決定された暁には、早速にもグループホームの設営や働く場所を提供するための施設も考えていきたいものと気が逸っています。
 皆様におかれましては、今後とも『アレーズ秋桜』の成り行きに関心をお寄せくださいます様、よろしくお願い申し上げます。そして、どうぞよい令和2年をお迎えくださいませ。私どもにとりましても良い年が訪れますよう切に願って新年を迎えたいと思っています。